結婚相談所ごとに色々な売りポイントがある。以前勤めていた結婚相談所では、その一つが担当からのお相手紹介。
システムによる自動マッチングも可能だが、こんなところだけ梅子はアナログ人間。基本自動マッチングに頼らず、アナログマッチングを行なっていた。(ここだけの話、自動マッチングを信用してなかった婚活屋(笑))
自動マッチングに頼る方が楽なことは言うまでもない。ちなみに、担当からのお相手紹介というのは、希望条件だけでマッチングするのではなく、会員の性格や価値観など様々な点を鑑みて紹介相手を選出する。それゆえ、時には希望条件外の人であっても「この人は!」と思う人がいれば、紹介することもあり、 この場合は担当の思惑が何かしら込められた紹介であるともいえる。
希望条件とは異なる相手にもかかわらず、初めて役務提供した会員さんは20代の女性。希望条件(居住地)が全く違ってはいるものの、内面的な部分は彼女の求めるお相手像にかなり近い男性がいた。
自分の会員に合いそうだなと思う相手を見つけたら、「このタイミングを逃すと次はないかもしれない」と思うのは婚活屋も同じこと。しかし、彼女にとっては初めての紹介。初めての紹介に対する期待値は高い。でも、彼を紹介したい!
一瞬悩んだものの、答えはすぐに出た。しょっぱなから希望条件外のお相手を役務提供するので、怒られるかもしれないし、担当変更を申し出られるかもしれないことは覚悟のうえ。
結果は・・・そのお相手と成婚退会。
ちなみに、出会った時の二人は関東と関西に住む遠距離状態。成婚退会を機にお互い転勤願を出し、中間地点の名古屋で新婚生活をスタートさせた。
出会ってしまえば場所のこだわりなんて結局どうにでもなるんだよね~。
と、こんなことが裏で密かに行われているので、担当から「あれ、ちょっと希望と違うけど紹介が来た」「なんか希望と違うけど、薦めてくる」と思ったら、そこには何かしら婚活屋の思惑があることをお忘れなく。
ところで、これとは別で自分の担当から紹介を受けるのではなく、相手の担当から紹介(オファー)を受けることもある。
こちらは相手の希望が優先されるので、ぶっちゃけ「何で!?」と思うような恐ろしく条件外な人が紹介されることもある。それ故、「なんでこんな人が紹介されるのか」と、激しく落ち込んだり怒る人も時々いる。しかし、オファーとはそういうもの。裏を返せば、相手にとって自分がオファー状態だということだって大いにあるが、オファーも出会いの一つであることは間違いない。
幸い梅子の会員さんには「オファーとは何か」を懇々と話していたお陰で、オファー紹介に激しく発狂する人はいなかったが、他の婚活屋の会員さんには「オファー紹介なんて一切してくれるな」というワガママな人もいた。(基本そういう要望には応じない。)
「相手にとって自分がオファー紹介されているかもしれないってことにこの先も気づけないんだね。嫌なら、オファーを受けた後、自分で断りゃぁいいのに。(心の声)」
「オファー紹介をそもそもしてくれるな」と言うが、希望条件ばかりにこだわっていると、どんなに合いそうな人でも身長が1cm低いだけ、年収が1万だけ足りない、昨日で誕生日を迎えた人は出会いの対象から外れてしまう。
ほんともったいない。
婚活屋は様々なタイプの会員さんが成婚するまで活動を共にする。よって、オファー紹介からの成婚事例も沢山経験する。だからこそ、相手の希望を優先するオファー紹介であっても、実は運命の相手との出会いかもしれないから1つ1つのご縁を大切にするように話すし、オファーを受けた相手が良さそうな人であれば、希望条件と違っていても会員さんに積極的に薦める。
今日のまとめ。
「オファーを邪険に扱うものは、オファーに無く!」
良い出会いには限りがあります。1つ1つのご縁を大切にしていけば、いつか必ず成婚へと繋がる出会いが待っている、と婚活屋は考えます。


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