かつて担当した会員さんで、それはそれはモデルさんのような今時美人の20代女性がいた。
女子力が半端なく、パッと見には華のある派手目のおねーちゃんに見えなくもない。(失礼・・・でもほんと素敵なの)一方、中身はというと、見た目と違って謙虚でまじめな努力家。スポーツ好きで、結構なストイックさも持ち合わせている。
そんな彼女、若さに加え美人さんということもあり、お相手からのオファーの多さも半端ない。
女性の婚活は1日でも早くやる方が有利だし、「20代の婚活は選べる立場」なんて言われたりもする(梅子も言っている)が、それははっきり言って人による。
彼女はまさに「選べる立場」の見本のような人。しかし、なかなかお見合いをしようとしない。厳選に厳選を重ね、成婚退会するまでお見合いをした人は、たったの2人。これもある意味若さゆえの業!?
にしても、会う人が少なすぎるため理由を聞いてみたところ、2人目に出会った人が(良い意味で)「嫌なところがないし、いいかな」と思ったからとの返事。2人目で出会えたなんてラッキーだし、決断できるなんて潔い。
ちなみに、この2人目に出会った人。20代を狙う男性に夢をみさせる訳ではないが、40代男性だった。といっても、年収が恐ろしく高い経営者。しかも40代にしてはかなり若く見えるイケメンで、彼女と同じくスポーツ好きで体を鍛えていた。ということで、断じてそこらにいる普通の40代などではない。
しかし、相手の男性は超多忙。かつ、新幹線か飛行機に乗らないと会えない所に住んでいた。だからデートは専ら月1レベル。それ故、会う時はがっつり丸一日デートをし、会えない間はLINEに電話にと、こまめに連絡。
いい感じで交際は続いているものの、なかなか真剣交際には進まない。後でわかったことだが、どうやら会って2、3回目にはすでに軽い挨拶程度ではあるものの、男性は彼女の母親とも会っていた。それもあってか、彼女の親御さんもなかなか進まない状況にやきもき。(もちろん梅子もやきもき)
そこで本人に気持ちを尋ねると、「私の心はもう決まっています。あとは彼に決めてもらうだけですが、多忙なのでせっつきたくない。信じて待ちます」と。
基本ルールとしている交際期間は過ぎたものの、二人は交際スタートから半年ちょっとでついに成婚。
そこからは待った分、展開は早かった。成婚後、両家の挨拶や式の日取りなど、色々なことがあっという間に決まっていった。そして結婚と同時に彼女は産まれ育った土地には未練を残さず、会社に転勤願いを提出し、彼の元へと嫁いでいった。
婚活では「受け身で待つのではなく、主体的に動け!」と常に言っているが、時には待つことが大事なケースもある。ただし、相手を信じて待つということは不安との戦いでもあり、自分自身が試されている時間なのかもしれない。


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