婚活屋をしていると、仕事以外でもよく恋愛相談を受ける。そこでよく思うのが、「世の中には自意識過剰な人がまぁまぁいる」ということ。
例えば、Aちゃん。気になる人がいるとのことで詳しく話を聞いてみると、「取引先の人で自分の会社に来ると、よく話しかけてくれる人がいるんです。お菓子とかもって来てくれたり気が利いて・・・(中略)多分、相手も自分のことを気に入ってくれている(好きというニュアンス)と思うんです。」
ちょっと待った!!突っ込みどころ満載なんですけど!
そもそもよく話しかけてくれるというだけで、何で相手が自分のことをあたかも好きなように思えるのだろうか。
お菓子を持ってきてくれるのは、取引先だからです!
愛想よく話しかけてくれるのも、取引先だからです!
本人に「今度二人で飲みに行こう、とかそういう誘いでも受けたのか」と聞いてみたら、こんな返事がかえってきた。
「取引先の相手だから、なかなか気軽に誘えないと思うんです」
「・・・」
なんでそこだけ、「取引先」が急にクローズアップされるのか。だったら、お菓子も愛想よく話してくれるのも、取引先だからですよ!
「これはもしかして!?」と思うエピソードでも出てくるのかと他にも聞いてみたが、残念ながら出てきませんでした。
まぁこれはわかりやすい話を取り上げてみたが、他にも合コンやパーティで知り合った人から、「もう少しお話ししてみたいので、またよかったら今度お茶でも」と言われただけなのに、相手に好かれたと思っている人がいる。
婚活や恋活での「またよかったらお茶でも」は、いわば社交辞令のようなもの。結婚相談所で言うなら、交際=お知り合い。その社交辞令すら言われない人もいるけど。「よかったらお茶でも」の前に、「もう少し話してみたい」「いいなと思ったので」という言葉がついていても、相手の温度感としては、「好き」ではなく、「まぁ、悪くはないかな」程度。
場数を踏んだ人ならこんなの朝飯前だろうが、経験値の少ない人、自分にとって都合の良いように考える人は本気でそう思っているから注意が必要だ。
男女共、くれぐれも自意識過剰には、お気をつけください。


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