婚活における見た目年齢と過去の栄光

婚活あるある

相談所に来る人の中には女子力がかなり高い人達や、年齢より若く見える女性達も割といる。彼女たちは普段から「年齢より若く見える」と言われ慣れているせいか、見た目年齢=自分の年齢だと勘違いしているのでは、と感じることも多い。

婚活は実年齢が問われる世界。いくら見た目年齢が若くとも、容赦なく切り捨てられる。

なぜなら、アラフォー女性がターゲットとする男性は、基本同世代。アラフォー女性が「せっかく相談所に入ったんだから、同世代と出会いたい」と思うように、同世代男性が「せっかく相談所に入ったんだから、(自分の立ち位置は置いといて)若い子と出会いたい!」と思うのも、当然と言えば当然。

さらに、厄介なことに出産リミット35歳説を信じている男性の多いこと。梅子も一応女性なので、出産リミット説をされると内心イラッとしながら、「お子さんは授かりものなので、お相手が若いから大丈夫という訳ではないですよ」「男性にも不妊の原因があるのはご存知ですか」と、よく切り出していたもんだ。

そして、自分は45歳超えなのに「相手の女性は35歳まで!」と、かたくなに言い続ける男性陣には、「おいおい、若い子にも選ぶ権利あるってわかってます!?余程のことがない限り、そんな若い子に選ばれないから!」と、心の中でぶつぶつ唱えていたもんです。

と、話がそれたが、女性陣にとってはリアルにプロフィールに年齢が表示されるので、まずお見合いに至る前の段階、いわば、プロフィール(書類選考)の時点で年齢でバッサリ切られる現実がある。

見た目年齢は会ってもらってはじめて威力を発揮する訳なので、会う前の段階で切り捨てられる現実があることを受け入れたうえで婚活をスタートすれば、アラフォー世代でも戦えます。

まず、プロフィール写真。

写真はきちんとプロに撮ってもらおう。写真の雰囲気が良ければ、時に男性は自分の希望する年齢より上の女性でも選ぶことがある。(スタジオによってはかなり修正してくれるところもあるが、さすがにあまりにも実物との相違がある写真は逆効果なのでやめた方がいい。)

実際梅子の会員さんでもよくあった。自分が希望する年齢よりかなり年上なのにOKしていることがあったので聞いてみたところ、「雰囲気が良かったから」とのお返事。

そう、ここでも雰囲気美人は大事なんです。たいていの雰囲気美人さんは、私たちも良しとするフォトスタジオで写真撮影をしていた。いやぁ、ほんとに素敵に撮れるんだよね。

梅子も試しに撮ったことがあるが、なんということでしょう。普段の毒っぷりが消された、柔らかい優しそうな雰囲気に仕上がってました。(笑)

ちなみに、スナップ写真や自撮り写真をプロフィール写真にしている人がいたが、あなたがアラフォーなら絶対にダメ。「婚活なめてますよね?」と言いたい。

普段見るのは異性のプロフィールだから、同性のライバル達がどんな写真で戦っているかわからないので仕方ないかもしれないが、同世代だけではなくアラフォー女子が戦わないといけない年下のライバル達は、それはもう気合の入った婚活写真で戦っている。

まずは、ライバルと同じフィールドに立ちましょう。話はそれからだ。

あと、婚活を始めたら、「昔はモテた」という過去の栄光は捨て去りましょう。

「言い寄ってくる人はたくさんいた。自分がその気になれば結婚なんてすぐできた」とか「元カレはハイスぺだった」とか過去に捕らわれ、過去と比較しているようでは、いつまでたっても成婚なんてできません。

過去は美化されやすいものだが、過去は過去。昔はモテたとしても、結果、今はひとり。そういった現実を受け入れたうえで、たった1人の相手に選び選ばれる努力をした方が、間違いなくゴールは早くなります。

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