婚活屋時代、Maxで月平均100名前後の会員を担当していたのだか、梅子だけに限っていえば男女比は3:7。まぁまぁ女性が溢れかえっていた。(関西の男女比はまぁこんなもの)
世代別ではアラフォー世代以上がこれまた7割越え。同性代とはいえ、多すぎやしないか!?
婚活屋が保有する会員の年代層については、偏りが出ないよう新規顧客がアサインされる際、年代別に独自コントロールがされていると本社は言っていたが、正直「絶対嘘!」と思っていた。ある時、どう考えてもおかしいから上司に何度か意見してみたものの、「本社はそう言ってるからねぇ・・・」との回答しか得られなかったので、途中でもう諦めた。(上司によっては「おかしい!」と言って、色々か本社にかけあってはくれたが)
という訳で、婚活屋としての経験が浅かった頃は、人間が出来上がったアラフォー+それ以上の世代を担当することは一筋縄ではいかず、時には年下と勘違いされ、正直「なめられてるな」と感じることも多かった。
当時を振り返ると、梅子もある意味会員さん達に遠慮していたのかもしれない。ある時、「なめられまくっているのもやりにくいなぁ」と遠慮せずに思ったことを言ってみたところ、会員さんの接し方が変わり始めた。そこからかもしれない、言いたいことはちゃんと言う婚活屋になったのは。
と、前置きがかなり長くなりましたが、本日は梅子と同世代女性の話。彼女とはほぼ同い歳で、当時40歳の大台に乗るか乗らないかギリギリの年齢。担当してしばらくの間は、正直心を開いてくれている感が全く得られず、当たり障りなくつかず離れずな会員と担当という感じだった。
活動して半年ほど経過した時、梅子に「そろそろやめようと思っている」と連絡がきた。理由を尋ねてみると、「ぶっちゃけ私、顔なんです。カッコいい人がいいけど、ここにはいない…」
あまりにも清々しく言うものだから、何だか彼女のことが可愛く思えてきた。どうせ辞めるんだったらと、婚活からそうではないことまで様々な話をした後、「○○さんは私と同世代だから、はっきり言いますね。」と前置きし、婚活を辞めるのか続けるのか担当としてぶっちゃけトークをしつつ、アドバイスをした。すると、彼女から「今まで年下だと思って相談するのをためらっていたが、これからは何でも話します」と。やっぱり年下だと思っていたのか・・・(汗)
それからの彼女は、紹介する相手には基本的にお見合い希望を出してくれるようになり、活動も前向きになった。「顔が・・・」と言っていたのは、どこへやら。しかし、か弱くて守ってあげたくなる女性とは言いにくいタイプで、どちらかというと一人でも生きていけるようにみられる女性。お見合いに至るまでも割と苦戦し、交際に至ったとしても1度会っただけで彼女が「ない!」と判断する癖があり、先に進まない。
そんななかでも彼女と真剣交際をしたいと言ってくれる男性はいたが、決断できず「迷走してます!」と、ある日面談依頼がきた。
面談では弱気になっていた彼女。「婚活を辞めたい」からの再スタートだったが、「どんな人がいいのかわからなくなった」ということで、彼女にあるゲームをやってもらうことにした。
そのゲームとは・・・
【用意するもの】
・コピー用紙などの紙
・ペン
・コピー用紙などの紙
・ペン
1.用意した紙を小さく切り(名刺サイズくらい)、自分が相手に求めるものを、小さく切った紙1枚に1つずつ書く。
(例、「背が高い」、「年収」、「優しい」など、思いつく限り何でもOK)
2.書き終わったら、書いた方を裏返しにし、紙をシャッフルさせる
3.シャッフルさせた中から、紙を1枚取る。
もう1枚とり(例えばここで、「背が高い」と「年収」が出たら、年収と身長を比べたら)どっちが大事かを聞き、大事な方はまた紙を裏返してシャッフル。
3を繰り返し続けていくと、最後に2枚紙が残る。
最後に残った2枚でどっちが大事なのかを選択。
梅子的にはこれを「大事なもの断捨離ゲーム」と呼び、色々な人に試していた。
彼女はこのゲームで「包容力」と書いた紙が最後に残った。包容力を見極めるには、1度の短い食事デートだけではわからない。これから交際へとつながった人とは、2度、3度、それも食事だけのデートではなく、まずは「様々なシーンでのデートをしてから相手のことを今後どうするか考えよう」という課題を与えた。
その後すぐに出会った人は実は全く顔が好みではなく、第一印象で「ないな」と思ったそう。しかし、私との課題が頭をよぎり、3度目のデート、しかも毎回会うシーンを変えて会った後、「包容力・・・あるんです、彼。顔は全くタイプじゃないけど、もしかしてこれはもしかするかもしれない」と弾んだ声で連絡をしてきた。その声に梅子も「これはもしかするともしかするかも」と期待。
そして4回目のデートで相手の男性から「一緒に卒業しないか」との話があり、その足で彼女は私に会いに面談にやってきた。
開口一番彼女が言った言葉。「私、まだ手も繋いでないけど、結婚できますか?」
「それはあなた次第かな。どう?包容力、感じられた?」と笑顔で聞き返したところ、「わかりました!私、成婚退会します」とその場で相手に連絡をした彼女。後にも先にも、面談中に成婚退会したのは彼女が初めてだった。
それから数か月後、「無事結婚しました」とのメールが彼女から届いた。「婚活辞めたい」からの、なんともなスピード婚。
婚活は自分と向き合う活動。自分が相手に何を求めているのか自分でもわからないうちは、婚活のゴールはまだまだ遠いかもしれないが、自分が何を求めているのかがわかれば、彼女のように迷わずスピード婚ができるかもしれません。


コメント
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私は婚活手帳を書いてました。
条件を書いて自分に取って譲れない物以外を線を引き最後に残った物を赤ペンで書き直して持ち歩いてました。
コンタクト前に見直してました。
他にもコンタクトした後の印象や話した内容なども記入して何が自分に取って必要なのか?毎回日記を書いていました。
毎回自分と向き合った結果なのか分かりませんが、今は幸せな結婚生活を送っています。
一番分かっていると思っても、実際は自分を分かってない事多いですからね。
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断捨離ゲーム、参考になりました
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>ayuri07ameさん
コメントありがとうございます。
ayuri07ameさんは、手帳を使われていた
んですね!それもいいですよね。
頭の中だけで考えるより、自分の気持ち
や考えなどは、書いて目にしてみると、案外客観視が出来るように感じます。
まぁ、これは婚活に限ったことではないですが^^;
自分と向き合うのって、時には痛みを伴う
こともあるので勇気もいるけれど、
婚活中の人はぜひやってほしいなと思います。
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>ジェリ→さん
参考になって何より。
ゲームだよー、っていうと、たいていの人は、テンションあげてやってくれます。