本日は婚活屋の仕事、「会員さん達が知らないところでこんなことしてます」ということについて、少しだけお話ししたいと思います。といっても会社勤めしていた結婚相談所での話なので、全相談所が「こう」という訳ではないです。
一生懸命頑張っているのにも関わらず、なかなかお見合いが成立しない会員さんがいるとする。この場合、婚活屋達はあの手この手を使って、何とかお見合いできるよう注力する。
例えば、担当会員が「ぜひこの人と会いたい」と言えば、お相手担当に自分の会員さんの良さをプレゼンしまくり、お相手にプッシュしてもらったりする。「絶対にそういう事はしないで!」と言われた会員さんにはしなかったが、これくらいのことは朝飯前。
なぜ紹介したのか、なぜ会って欲しいと思うのか、経緯や婚活屋達の思いをプレゼンすることでお見合い成立にに至ったり、とにかく婚活屋はあの手この手を使って何とかしようとする。
ちなみに紹介の場合だけではなく、お見合い後も裏で婚活屋が動いていることは日常茶飯事。もちろん無理強いはしないし、最終ジャッジは会員さん達に委ねるが、ご縁はどこに繋がっているかわからないから、やれることはとにかくやってみる。
なぜそんなことをするのかというと、「これはいける!」の勘だったり、担当の熱意に負けて「とりあえずで会ってみたら成婚した」 人達が結構な割合で実際いたからだ。(特にお相手が担当からの紹介制の結婚相談所の場合、相手選びに自信がない人や背中を押してほしい人達が多いからかもしれない。)
そんななかでも印象深く、何年たっても忘れられない、とあるカップルがいる。
通常、婚活卒業後は時間経過とともに、婚活屋と会員さん達は徐々に疎遠になる。「結婚しました」という知らせは届いても、「子供ができました」という知らせが届くことはそう多くはない。
昔ながらの「ザ・仲人さん」的な結婚相談所であれば、その後もお付き合いしているのかもしれないが、イチ会社員の婚活屋の場合、オトナの事情などもあってなかなかそうはいかない。寂しいが、仕方のないことだと諦めていたら、先日幸運にも「何年経っても忘れられないカップル」の女性に会える機会に恵まれた。
ちなみに梅子は男性担当だったので、お相手の女性にも会えること自体レアすぎて単純に嬉しかった。女性曰く、初対面時の彼の印象は薄く、正直何とも思わなかった。が、担当の勧めもあり、チャンスを楽しんでみようと、とりあえず交際してみた。口数は少ないが、自分の話をちゃんと聞いてくれ、相手の幸せが自分の幸せだと言う彼。自分に自信がなかった彼女にとって、彼との出会いは「自信を与えてくれた人」だったそう。
結婚して子供も授かり、ようやく家族になったと実感した彼女。「彼と自分の父親が似ている」ことに気づいたのは、結婚して暫く経ってからだったとも言ってました。どうやら彼女も父親を求めていた模様。
あの時出会った二人が家族となり、その何年か後にこうして直接話が聞けたことは、婚活屋としてとても感慨深かったです。やっぱり婚活屋って面白い!
こんな感じで婚活屋達は、一つ一つの紹介に何かしらの思いを込めて紹介していたり、裏で密かに動いていたりしています。(こういうのが嫌な人は梅子がいたような結婚相談所には来ない方がよいかと。)
もし担当からのプッシュがあれば、おそらく何かしらの意図がそこにはあるはずなので、一度会ってみてはいかがだろう。
最後に1つ。
時々、婚活屋達に「(自分の思っている)サポートを何もしてくれない」と仰る人達がいますが、婚活屋は超能力者ではありません。お相手同様、出会ってからまだ間もないうちに「言わなくても察して」というのは難しい話です。「〇〇してくれない」と人のせいにする前に、「〇〇してくれると嬉しい」と自分の思いを伝え、婚活屋を上手く使うことも、成婚への近道ですので、お忘れなく。


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