婚活屋梅子の本音

梅子のたわごと

薄々気づいている人もいるかもですが、少し前から婚活屋に戻りました。というか、婚活屋はじめました。

これまでのことは以前のブログに書きましたが、今日はそこからの梅子の話を少し真面目(笑)にお話ししたいと思います。(長くなるけど・・・)

ご存知のように婚活屋になった理由は、良い子の模範解答的な志望動機ではなかった。辛くて長い研修を終えた後の婚活屋デビュー時は、基本的に難易度の低い会員を担当するよう配慮されている。そのため、デビュー戦を終えた婚活屋達は、「楽しかった~」というポジティブな感想を携えてバックオフィスに戻ってくるのがお決まり。

が、梅子の場合は違った。入会時に顧客の思っていたサービス認識と実際に齟齬があり、新人とっては難易度の高い散々なデビュー戦となった。その時の悔しさやら辛さやら悲しさやらは、何年経っても忘れることができない。

顧客の要望はどうやっても無理な内容だったが、中堅以上なら上手く説明できただろう。今の梅子ならサラリとかわせるが、ひよっこ婚活屋には難易度がMAXすぎた。けれど、逆にこの時の悔しさがあったからこそ、辛い時も踏ん張れたし、梅子は会社を辞める半年前位まで真剣に退職を考えることはなかった。

後日談で上司にも言われたが、ひよっこ時代からなかなか厳しく鍛えてきた、と。「新人の時の苦労は買ってでもせよ」といったところか。お陰で後がとても楽だったので、その点は感謝している。

さて、それから3年程経った時だ。「婚活屋」が天職かも、と感じたのは。道が開けた感というか、何かが降りてきた感とでもいうか、その時のことは今でもはっきり覚えているし、気づいた時の場所まで鮮明に覚えている。(なぜか駅の長いエスカレーターを放心状態で登っていた時。なんで!?)

今までの人生、婚活屋になるため全てが繋がっていたんだ。私の使命はこれだったのか。

そう感じた背景には私と様々な人との関わりがあり、さすがに個人情報もあるし、まだ自分の中でも消化できない部分があるので黙っておきます。

ざっくり言うと、そんな感じです。

会社員時代もまぁまぁ新しい取り組みなど好き勝手やらせてもらったけど、やっぱりイチ会社員には限界がある。理想論かもしれないけど、会社を辞めたらいつか「その人が思う本当の幸せのかたちを一緒に追い求められる相談所」を作ろうと思っていました。

多分、何年か後だと思っていたら、案外あっさり色々と準備が整いました。ということで、梅子は少し前から相談所始め、理念にも迷わず「真の幸せを追求する」ことを入れました。

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、結婚だけが「本当の幸せ」ではありません。もちろん素敵なパートナーと出会い、結婚してほしいのは大前提。けれど、幸せは人それぞれ。結婚せず(籍は入れず)とも、パートナーとして人生を共に生きていく決断をした人達もいます。婚活した結果、自分の本当の幸せは結婚ではないと気づいた人もいます。でもそれは自分と向き合い、婚活を一生懸命頑張ったからこそ気づけたこと。

無理に背中は押さず、あなたがどうしたいのか、どうなりたいのか、そのことを大切にし、必要なときにだけ背中を押す。会社員時代にたくさんの会員さんと向き合ってきた結果、そこにたどり着きました。

もう一度言いますが、あくまでも、「素敵なパートナーと出会い結婚してほしい」のが大前提です。でも一人くらい、こんなことを考えている婚活屋がいてもいいんじゃないかと思っています。

婚活屋がこんなことを言ってもいいのか悩みましたが、これが梅子の本音です。引き続きこのブログでは、懐かし会社員時代のことを主に書いていこうと思ってます。

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