活動が長くなってくると、まるで「お見合い職人」「交際職人」と化す人がいる。彼らの目的はもはや成婚ではなく、「お見合いをすること」「交際をすること」に置き換わっている。
実際に梅子の会員さんにも「お見合い職人」「交際職人」が何人かいた。彼らは交際まではとにかく順調なのだが、一向に成婚しようとする気配はない。
なかでも一番印象的だったのは、アラフォーの男性。サポートが売りの結婚相談所とはいえ、基本的に構って欲しくない人も一定数存在する。彼ももれなく構ってほしくない人。(だから上手くいかない)
ある時、担当経由で「相手の女性が真剣交際に進んでもいいと思っている」との情報が入った。放置プレー好きの男性とはいえ、さすがに放ってはおけない。しかし、電話をかけてもメールを送ってもいつものことながら返事なし。「これではいかん」とある作戦を決行し、何とか面談にこじつけた。
そこで彼から発せられた言葉に、梅子は絶句。
「真剣交際に進んだら、他の人と会えないんですよね」
はい、もちろんそーですよ。
まさかの発言に驚きつつも、なぜそんなことを聞くのか尋ねてみると、「休日にお見合いをしていないと不安なんです」
「え・・・!?」(もう一度絶句)
結局は交際中の相手に決めきれずの発言であったり、交際相手との関係構築が苦手なこともあったりするのだが、「立派なお見合い職人になってるやん!」と思ったことは言うまでもない。
青い鳥探しに夢中になりすぎて、彼のごとく手慣れた「お見合い職人」「交際職人」と化す婚活迷子達は多い。活動が長引き、職人と化している人は、自分が一体何のために婚活を始めたのか、今一度初心を思い出してみてほしいと思います。


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