基本的に梅子は興味がわくと、とりあえず何でもやってみたくなるタイプです。
婚活屋となり、仕事にも余裕ができ始めた頃、婚活写真とやらを自分でも撮ってみたくなった。
え、何の為！？
一応言っておくと、婚活をする為ではなく、単なる社会勉強と会員さんに写真の重要性を話す際、説得力を持たせる為。あと、しいていうなら、30代最後の記念撮影のため。
当然ながら自腹。
（潜入レポ後、そのスタジオでは一定期間社員は無料で撮れる試作ができた。はよやって欲しかったわ。でも、無料撮影に行ったスタッフはごく数名だった。。。）
婚活写真撮った人ならわかると思うが、撮影は決して安くはない。
（どーでもいい参考データ。梅子の通うヨガスタジオの月謝や梅子の相談所の月会費より高い）
ということで、写真を撮られるのは好きではないが、「せっかく自腹をきるなら思う存分楽しまなくては！」と、意気込んでいざ撮影に挑もうとしたが、訳あって睡眠不足で当日を迎えることに。
（アラフォーの寝不足は顔に出るからやばい）
潜入レポしたスタジオでは、まずアンケートからスタート。
なりたい自分の雰囲気はどんな感じか、など丸付けする欄があった。「可愛い」「優しい」「ふんわり」など婚活で好まれそうな雰囲気から、クールビューティ系な雰囲気などなどもあった。
せっかくなんでふんわり系など、とにかくアホ程丸をつけてみた。スタジオのスタッフさんはきっと何て貪欲な撮影者だと思ったことだろう。
ちなみに、自分なりに一応設定を作り、9月撮影にも関わらず「年内に絶対成婚退会したい。成婚出来そうな雰囲気で！」とヘアメイクさんに伝えてみた。
会員さんから聞いた話だと、ヘアメイクが「なんか違うな」と思っても、大人しく撮影されている様子。
たまにスタジオから「会員さんがどうしても◯◯な服（婚活写真に全くもってふさわしくない）着るって言ってるんですがどうしましょ」とか「◯◯だと言ってます」と何だかな主張をされて、困り果てたスタジオのスタッフさんから助けを求め電話がかかってくることもあった。そんな電話を事務所で取った日には、スタジオの人に手を煩わせてる事をただ謝るしかない。
（だいたいそういう人は主張がズレている。婚活も上手くいかない。そして我を通し、あちゃーな写真を撮ってくる。会員さんの名誉の為に言っておくが、梅子の会員にはそんな人はいなかった）
そんなこともあり、嫌味にならない程度に希望を伝えてみた。
メイクはポイントメイクなので、ベースは自分でしていきスタジオで完成してくれるのだが、眉は少しお直しされた。アイメイクについては普段使いの色を伝え、その色で撮影用のナチュラルメイクにしてくれる。梅子はマツエクだったのでつけまつげはしなかったが、マツエクしていなければ希望すればつけまもしてくれるそう。
チークは撮影だからと、唯一濃いめ。梅子は肌の色が白めなので、チークが薄いと撮影で光を当てると色が飛んでしまうとのこと。
（だからモデルさんとかは冷静に見るとお化粧が濃いのか！）
とはいえ、まぁそのまま帰っても違和感なし。リップも普段の色を伝えたので、大幅な違和感なし。
ヘアはふわゆる巻き髪だったが、当初巻きが強く感じたので、少し和らげてもらった。但し、当初の巻きでも撮影すると違和感はそこまでなしと言われ、たしかに仕上がりを見ると緩めなくても良かったかもとは思う。
ちなみに、当日の服装はというと、上は柔らか素材で白とアイボリーの間の色。若干の光沢があるキレイめ素材。下はややオレンジ系でシフォン素材のスカートと、とりあえず上も下も男子が絶対着る事のない素材にしてみた。
アクセサリーは一粒石のネックレスと揺れるピアス。とまぁ、どこまでも婚活仕様（笑）
（何せ40歳目前なのに、3ヶ月程で成婚退会を狙ってる設定なんでね）
ヘアメイクが終われば、いよいよスタジオ撮影がスタート。
撮影自体はおそらく30枚？くらいで、最初に顔の角度というか向きを右にするか左にするか映りをチェック。よく女優さんが「こっちの向きで撮って」っていうような感じなのだろうか。
向きが決まればいよいよ撮影が始まるが、さすがはプロのカメラマン。乗せ方がとにかく上手。ここぞという瞬間の表情を上手く撮影しているから、撮影枚数が少なくてもオッケーなのだろう。ちなみに、この日のカメラマンは女性だったので、こっぱずかしさを感じる事はあまりなかった。逆に、つい調子に乗って「テヘッ」ポーズなんぞやってみた。（採用しなかったけど）これが男性カメラマンだと、乗せられても抵抗感があったかもしれない。
撮影後はデータの中から取捨選択をカメラマンやメイクさんと一緒に行い、写真決定！
と、まぁ、ここまでは普通の流れ。
だがしかし、これは自腹の潜入レポ。このまま終わっては面白くない！
ってことで数日後、あることをしました。いや、正しくは、させられました。ということで、続きは後編で。
※その時に撮った婚活用写真は、ブログのどこかにきっと・・・あります（笑）
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