結局のところ、婚活で選ばれし相手は似た者同士

女性向けアドバイス

今日は声を大にして、婚活中の全女子達よ!心して聞くように!」と言いたいような話です(笑)

一体全体今まで何人の婚活者達の支援をしてきたか、さっぱり覚えてない。
(数えておけばよかった~)

担当会員数と年数から考えると、多分何百人。
(多分4桁は超えてないはず)

そんな私が出会った婚活女子達の中でも、ズバ抜けて女神のような存在の人がいた。それは、お相手の良いとこ探しの達人。
(婚活がうまくいかない人達はこれが苦手)

一度たりとも彼女の口からお相手への不平、不満を聞いたことがない。
(梅子も見習わなくては)

なかには、「お相手さん、それは失礼じゃないですか?」と、正直それは怒ってもいいよという案件でも、「私が気の利いた返事を返せなかったから、お相手がつまんなかったんだと思います」、「もっとこうしていたら良かったんだと思います」と自己反省する始末。

そして、どんな相手であっても「こうこうこうだから、こういうところが素敵だなぁと思いました」と、理由付きで相手の美点を認めるメールが毎回送られて来た。
(婚活がうまくいかない人達は、担当へのお見合いやデート報告が苦手)

そして、これまたどんな人が相手であろうが、聞き上手と化す。他の人から「話が長い!!」「喋りすぎ!!」とお断りされるような男性とお見合いしても、「私の知らない世界の話が沢山聞けてよかったです」という彼女。

ほんと、あなたは神ですか!?

お相手のことを愚痴る人なんて普通にいるよ。なのに、あなたはいつだって謙虚。おまけに、婚活屋のアドバイスもしっかりきく真面目な努力家。なにより、毎回お相手の美点、それも、担当さえまた気づいていないような美点を見つける。

だから、ものすご〜く応援したくなる。
(婚活屋だって人間だもん。そんな人は可愛くてたまらない)

でも、彼女が「いいな!」と思った相手からはなかなか真剣交際の声がかからない。ちなみに、言うまでもなく成婚する人達に共通する「紹介相手、お見合い相手への返事は基本YES」の姿勢で活動。

これは成婚退会後、彼女に聞いた話。婚活をやめたいと思ったことは、活動中一度もなかったそう。こんなにも素敵な女性なのに、担当が言うのも何だけど、彼女の活動は決して容易い道のりではなかった。

それはなぜか。若干、女子力が弱かった。もちろん、努力はしているが、元々ボーイッシュでどちらかというと地味め。おまけに、仕事が多忙で睡眠時間も全くもって足りてない。そんな状況のなか、仕事の合間にお見合いに行くことも珍しくなかったので、メイクや髪形、服装が完全な状態で向かえないことも多かった。

「男はわっかりやすい美人や可愛い雰囲気を醸し出してる子が好きだよね〜。ほんと上っ面だけみて、彼女の良さがわからないなんてアホだわ!!」とお断りの連絡が入るたびに、彼女ではなく、毎回梅子がやさぐれていた。

それでも、「いつも梅子が励ましてくれたし、結婚したいという思いが消えることはなかったから続けた」と。

そんな彼女が選んだお相手は、10人に紹介したら9人がお断りするような人。

お相手の活動状況は彼女以上に厳しかった。身バレしないよう具体的には言えないが、お相手には条件的な面でマイナスポイントが1つあった。それは彼の努力では変えようのないものだったが、彼は逃げずにそのことを受け止め、「こんな自分でも必要としてくれる人」を探していた。

ちなみに、マイナスポイント以外はとても優れており、とても博識で彼女と同じく謙虚な努力家。「だったら、ひとつくらいマイナスな条件があってもいいんじゃない!?」と思うかもしれないが、紹介しても稀にしかお見合いが成立しない。人柄的には申し分ない人だが、ほとんどの女性達はマイナスポイントに難色を示し、相手の秘めた美点を見つける前に断る。なので、お相手の担当は毎回紹介日には苦戦していた。

そんなある日、彼の担当から「誰かマイナスポイントに捉われず、彼の中身をみてくれる素敵な女性はいないか」と尋ねられた。

そこで、真っ先に思いついたのが女神。

「女神は相手の美点をしっかり見つけます!」と宣言し、二人を紹介したところ、見事お見合い成立。そこからは、交際、真剣交際と順調に進んでいき、無事に成婚退会。

本当はフェイクなしの原文のままで言いたい、いや言わなきゃ私の文章力では伝わらないくらい、彼女は最後に梅子を痺れさせることを言った。

「彼は目に映るものだけを見るのではなく、心の目でちゃんと私を見てくれる人。」
(女神、あなたもですけどね!)

まぁ、そんなようなことを言ったわけです。
(いろんな例えを考えてみたけど、やっぱり原文のままじゃないと伝わらん!)

成婚退会後、彼女からお礼のメールが届いた。メールには成婚退会の席で言いそびれたと、梅子への感謝などが丁寧に書かれていた。

なので、梅子も渾身の返事を送った。梅子が知る彼女の素敵なところを羅列し、本当に諦めず頑張って良かったね、と。

すると、それがものすごく嬉しかった、とまたメールが届き、メールの最後にはこんなことが書かれていた。

「彼にもっと好きになってもらえるよう努力します。そして、1日でも早く入籍してもらえるよう頑張ります」

女神~、か、可愛すぎる。思わずエアで抱きしめました(笑)

他にも素敵な女性を何人も担当した。しかし、後にも先にも彼女ほどの相手の美点を見つけるのが上手な女性はいなかった。

彼女も心の目で相手をみる。そういう意味でもお似合いの二人だったのではないかと、今、思い出してもなお思う。

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