婚活屋になってから、ホテルのラウンジに行くとワクワクします。なぜかというと、ラウンジではお見合いをしている人が必ずいるから。
特に、週末のターミナル駅付近のホテルだと、右を向けばお見合い、左を向いてもお見合いと、四方八方お見合いだらけという光景が普通に広がっており、心の中で「みんな頑張れ!」と勝手にエールを送っています。
さて、ラウンジ観察が趣味となりつつありますが、ある日の観察では男性の残念っぷりに目が留まり、またある日は女性の残念っぷりに目が留まった。
どんなところが残念ポイントだったのか、事実とともに梅子の心の声を挙げてみよう。
男性の残念ポイント
・体形に合っていないスーツを着ている
成長期の学生じゃないんだから、何で大き目サイズスーツを着るんだろうか。あっ、もしかしてこれから横に成長するかとか!?
・休みの日なのに、パンパンに詰まったビジネスかばん
仕事中に抜けてきたようには見えないけど、とりあえずお見合いは身軽に来よう。
・服装がラフすぎ
近所にお出かけついでかなんかですか!?その服でホテルラウンジに来た勇気は称えよう。
・ロビーで合流からラウンジに入るまで、女性を振り返らずスタスタ歩く
ここはホテルです。スタスタ歩かなくても、ラウンジはすぐそこです。
女性の残念ポイント
・肘をついてのお茶はやめよう
ふかふか椅子で座り心地がいいのはわかりますが、気を抜かないで。
・ヒールを履こう
その日見た人の9割がかなりのローヒール、またはペタンコ靴。たまたまにしてはすごい率。ローヒールがダメ!とは言わないけれど、やっぱりある程度高さのある方が何かと綺麗にみえます。
・遅刻
これは男女とも、もってのほか。万が一遅刻した時は、きちんと謝罪しよう。
そして、女性の残念ポイントNO1と思ったのが、これ。
・お茶代を払ってくれたら、お礼はきちんと聞こえるように丁寧に!
運よくお会計の様子が全て丸見えの特等席に通されたから、チェックし放題。下向きながらボソボソお礼を言ってたり、なかにはお礼すら言ってない人も。(最後の別れ際に言ったと信じたい)
ある結婚相談所では男性が支払うルールだが、当たり前と思わずお礼を言うのがルール以前に人として基本では。
ちなみに、梅子のいた相談所は、基本的に割り勘推奨。とはいえ、結局は男性が支払っていることも多く、男性達に聞いてみると「お礼をちゃんと言わない人多いし、財布を出すそぶりも見せない」という声もちらほら聞いていたが、本当だった。一応言っておくが、男性の言い分として別に払うのが嫌ではない。ただ、お礼がないと余程タイプだったとか話が弾んだとかでなければ「次はないな」となるので、女性の方々はご注意を。(逆の立場になってみれば簡単なこと。)
今回挙げたのはほんの一部。
面談でも「私はちゃんとできてます」という女性達はいたけれど、「私はちゃんとできている」と思っている人こそ気を付けて。第三者目線で見ると不十分だったりするので、お見合いの席では少し大げさくらいにやっても損はないと思う。
ここまでダメ出しばかりしたが、逆に「おっ、いいね」と思ったこともある。
・女性がトイレに立ったタイミングで会計を済ませ、何食わぬ顔で席に戻り、女性を待っていた男性。
・笑顔を絶やさず、相槌を打ちながら相手の話を聞く女性。
(もちろんお茶のお礼も笑顔で、見ていても気持ちよかった)
・待ち合わせ5分前にお互いに到着。
ほんの少しのことで、相手に与える印象は大きく変わります。
自分ではなかなか気づけないことも、人の振りを見ていると「あっ、これはマネしよう」とか、「これはダメだな」と気づけたりする。
婚活中の人達も、一度他人のお見合いを見て勉強してみるのもいいかもしれません。
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