価値観が合わないという常套句

婚活アドバイス

先日、情報番組で「今年一番印象に残っていること」というお題で街頭インタビューをしていたが、ある男性がこんなことを口にしていた。

「お見合いで断られた」

大概はコロナ関連のコメントが多いなか、「それかーい」とツッコミどころ満載だったことは置いておこう。

断られた理由は「価値観が違う、合わない」ということだったが、「価値観ってなんでしょうね・・・」と男性は笑いながらボヤいていた。

まぁ、それは間違いなく、体のいいお断り理由ですね!

本当の理由を言うのが憚られる時に、多用されていることは言うまでもない。しかし、担当のいる結婚相談所で活動しているのであれば、お断り理由は婚活屋にハッキリ言ったほうがいい。いや言ってほしい。なぜなら、奥歯にモノが挟まったような言い方をされると、ぶっちゃけ真意がよくわからない時があるからだ。(何度も言うけど、お相手も婚活屋もエスパーじゃないからね)

「会ってみたら生理的にムリだった」とか、自分棚上げで言われても、別に婚活屋は驚かない。
(そんなの日常茶飯事)

外見的なこと、性格的なこと、会話の中で引っかかったこと。とにかく何が気になって断ろうと思ったのか伝えてくれた方が、会員さんが何に引っかかっているのか、今後サポートするうえでの参考にもなる。そこから先のこと、お断り理由を相手の担当に正直に伝えるか、また、相手の担当が会員に伝えるかどうか等は婚活屋が判断する。

そう言えば、「私はチキンなので、断り理由はまんま教えてくれるな。もしも改善した方がいいことであれば、オブラートに包んで言って欲しい」と言っていた会員さんがいた。

反対に、「お断り理由は包み隠さず言ってほしい。改善できるところはどんどん改善する」というめちゃくちゃパワフルな人もいた。
(どっちもめでたく成婚) 

もし上記のような希望があれば、婚活屋に伝えておけば婚活屋はそのようにする。とにかく婚活屋は上手に使うに限る。

そして、価値観が合わないというこの常套句。によっては誰にもお断り理由の真意を言わず、断った本人のみぞ知る状態な時もあるから、「あー、価値観ね〜、はいはい」くらいの勢いであまり落ち込まず、縁のない相手だったと割り切って次に進もう。

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