結論から先に言おう。離婚歴があるからといって、不利になるとは限らない。
梅子が思うに、離婚歴のある人達は一度（人によっては何度も）結婚をしているだけあって、結婚に対して現実的な視点を持ち、婚活を進められるという強みを持っている。
それ故、自分が一番何を優先するかも初婚の人達と比べると割と明確なので、婚活期間も比較的長くなりにくい傾向にある。
（相変わらず「顔」重視とか言っている懲りない人もいるが…）
実際、男女含め様々な世代の婚歴者を担当したことがあるが、なかにはバツイチということが不利になる人達もいる。
20代、30代前半の男性
20代、30代前半の男性をターゲットする女性達は、正直まだまだ夢見る夢子ちゃんが多い。
それ故、理由がどうであれ離婚歴のある人はNGで、初婚男性を希望する人が多い。また、その親達も同様の考えだったりする。
（まぁそりゃぁそうでしょうね）
つまり、理由以前の問題で、若いのに離婚歴があると「何か問題があるのでは」と相手に思われやすい。
ところで、20代、30代前半までの離婚歴のある女性はどうかというと、男性の方が案外離婚歴に寛容だったりもするので、男性ほど不利ではない。また、逆にアラフォー（特に40代以降の）男性の場合、離婚歴がある方がある意味相手にとって安心材料になることもある。
ちなみに、離婚理由については、相手からすれば聞きたいところではあるものの、自分からは聞きにくい話なので、自分からサクッと話すと「誠実な人」だと、好印象に繋がりやすい。
（基本的に、婚活屋は理由を聞いている。「相手に聞かれたら伝えても良い」と本人の了承を得ている場合もあるので、気になる時は婚活屋に聞いてみると教えてもらえる可能性あり）
しかし、何を血迷ったのか「自分は悪くない！相手のここが嫌だった」等、はっきりと口にはしないが、離婚相手のことを下げる発言をしていた人もいた。
（「お見合い相手がそんな発言をしていた」と会員さんから聞いたことが何度かある）
ただ、離婚理由は喧嘩両成敗なところがあるから、片方だけの言い分を聞いてもそれが本当とは限らない。話半分くらいに聞いておき、あとは実際に自分で相手の人となりを判断していくしかない。
子供がいる
一緒に住んでいるかどうかに関わらず、子供がいる場合は不利になりやすい。
相手からすれば、子供と一緒に住んでいる場合、子供とも関係を上手く構築できるか、一緒に住んでいない場合、養育費の問題など様々な懸念点があるからだ。
そのため、離婚歴には寛容な女性であっても「子供は無理！」というのは普通にある話。特に、まだ自分が子供を授かれる可能性のある年齢の女性だと、なおさら「子供がいる人は無理」となりやすい。
とはいえ、当初は無理だと言っていても、結果的に子供がいる男性と成婚した女性はまぁまぁいるので、見た目が若々しく素敵だったり、高収入だったり、他の条件的な部分が優れていれば上手くいくケースもある。（NG（だと思っている）条件を 超えられる人達）
ちなみにシングルマザーの場合は、不利というより活動自体が厳しいものとなる。
例えば、30代前半のシングルマザーだったとしよう。相手男性に求める条件は同世代の女性と同じだったとしても、ターゲットとする男性達がそもそも子供のいる人をあえて選ぼうとしない。そのうえ相手に求める条件がさらに厳しかったりすると、相当厳しくなる。
（男性に求める条件がそこまで厳しくなかったり、超絶美人のシングルマザーならまた違ってくるが）
そのへんは良心的な結婚相談所であれば、シングルマザーが活動する場合の厳しい現実を最初にきちんと伝えてくれる。そのうえで覚悟を決めてやるような強さがある人なら、時間はかかるかもしれないが、きっと結果も出せるように思います。
と、 厳しい現実的な話ばかりしましたが、離婚歴があるということは、間違いなく一度は誰かに選ばれた人だということ。そのことに自信をもって活動して欲しいと梅子は願います。
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