なぜ婚活がつらいと感じるのか

婚活アドバイス

婚活をしている人の多くが一度は感じる婚活の辛さ。何が辛いと感じるのか辛いと感じる時期は人によって違いはあるものの、つまづきポイントは大抵よく似ている。

そこで多くの人が辛いと感じやすいポイントを下記にまとめてみました。

お見合いが成立しない

「まだ会ってもないのに断られるなんて、たかだかプロフィールで私の何がわかるねん!」と、言いたくなる気持ちは、ものすごーくわかる。

しかし!!もし、あなたのお見合い成立率が同世代に比べて劇的に悪ければ、原因は必ずある。

会う前に断られる理由は、以下のこんなパターン。

1.プロフィールを見たうえで、「会わなくてもいいや」と思われた

男性は特に「写真が全て」「判断基準は写真です」な人が多い。

それゆえ「なんでそれを使った!?」というようなビミョーな写真を使用するのは以ての外。かといって、盛りすぎは実際会った後のギャップで断られ、苦戦する。このへんの丁度良い塩梅が難しい。自己PRも最近は「テンプレか!」と、ツッコミたくなるようなものが目立つ。

婚活屋も無難路線を提案することもあるが、にしても個性がなさすぎる人の多いこと、多いこと。これじゃぁ、他のライバルに埋もれすぎて印象にも残らない。

写真もプロフも婚活屋目線で見てもさほど問題ない場合。

それは・・・

単に自分より格上の相手にお見合い希望を出しているだけ。

お見合いが成立する相手というのは、基本的に今の自分と釣り合った相手ということ。

結局のところ、婚活で選ばれし相手は似た者同士

↑まぁこれは美談ですが。

第三者が見れば、案外お似合いの相手だったりする。相手に納得できないと思うなら、今は格上かもしれない相手から選ばれるよう弛まぬ努力をする。もしくは、ごく稀にそれでもOKしてくれる奇特な人が出てくるのを気長に待つ。

 2.申し込んだ相手が既にお見合が恐ろしく決まっている、または、複数交際中でいい感じの相手がいる

人気者やまずは会ってから考えるタイプの場合、恐ろしいくらいだいぶ先まで何件もお見合いが決まっていたりする。そうなると婚活屋、もしくは本人が活動をセーブし、ある程度の目途が経つまで新規のお見合いは受けない、という流れになる。

ちなみに、結婚相談所では真剣交際のステータスになるまで、紹介もお見合いもストップしない。

ということで、2つ目のパターンの場合、本人がどうこう以前にタイミングの悪さで断られている。まぁ、タイミングも含めご縁のうちなんですがね。

お見合いをしても断られてばかり、交際が成立しない

「たった1時間ほどで、私の何がわかるねん。こっちだって、まぁもう1回くらいなら会ってもいいかな」程度の低~い温度感で交際希望出しただけなのに、断られるなんて!!」と、ムキーってなる気持ちはわかるよ、悔しいよね。
(梅子もよく隣の席の婚活屋に、「は!?私の会員さんの良さがわからんてなんやねん!!見る目ないわー」と愚痴っていた)

しかし、悲しいかな。会った後のNOは、NO以外の何物でもない。(ごく稀に一旦NOとしても相手がOKだった場合、返事を覆す人はいる)

ぶっちゃけ、相手にとってはタイプじゃなかった。「もう一回くらい会ってもいいかな」と思わせることができなかった、ということだ。

逆の立場に立てばわかるが、「悪い人ではないんだけど、なんか違うかな・・・」その程度でのNO。いちいちあなたの人格を全否定してのお断りではないので、あまり落ち込む必要はない。(ただし、服装、身だしなみ、会話などある程度問題がない場合に限る←これ重要)

交際しても長続きしない、相手から断られる

デートの翌日に交際終了の連絡。

「えっ!?デート中は結構会話も盛り上がってたやん。次のデートプランを提案したら「いいですね!」って言ってたやん!!」

わかるよ、わかる。ちょっとした人間不信に陥りそうになるよね。けれど、これもよくあること。

デートを振り返り、思い当たる節があるなら、すぐに猛省しよう。改善点があるということは、伸びしろがあるということ。次は失敗しないようにすればいい。(自分で反省点がわからないなら、担当者に聞くこと!)

しかし、これまた特に問題がない人でも、断られることなんて普通にある。

結婚相談所にも人当たりの良い「次もぜひ!」などと思わせぶりな返しをしてくる魔性系の男女がいるが、仮交際中は複数交際が当たり前の世界。

魔性ちゃん達は受けが良いので、ライバルに取られた可能性が高い。交際中とはいえ、ぶっちゃけ出会ったばかりで信頼関係もまだ築けていないようなお相手。そんなお相手からのお断りにいちいち落ち込む必要はない。

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上に挙げたような状態が続くと、自分なりに頑張ったつもりなのに「自分はダメな人間なのかもしれない・・・」と自己否定が始まり、自信も無くしてしまうかもしれない。

これまで出会いがあまり無かった人にとっては、婚活中は凝縮して出会いを繰り返すことになるから、それなりにしんどいのは当たり前。

お断り=人格否定ではないから、いちいちそこに引っかかる必要はない。婚活には、ある意味スルースキルも必要。(くどいようだが、改善の余地ありの人はスルーしてはいけない。←こういう人ほど何故かスルーしたがる)

他にも辛いと感じることは色々あるだろう。

真剣交際中にフラれたら、それこそ「もう辞めたい」となるかもしれない。しかし、落ち込むだけ落ち込んだ後は、「一度は真剣交際まで進めたんだ!」とそのことに自信を持ってほしい。婚活屋だから言えることだが、一度真剣交際まで進めた人には二度目がやってきます。

(ちょっと違うけど過去参考記事)
一度成婚した者は二度成婚できる一度成婚した者は二度成婚できる

最後に、なぜ婚活が辛いと感じるのか。

様々な婚活者と活動を共にしてみて思うのは、婚活を始めると、仕事や私生活では「嫌だから」と今まで自分が避けてきたようなこととも向き合わないといけなくなる。

例えば人見知りやコミュ障なら、人とがっつり関わらなくて済む仕事に就けば何とかなる。私生活でも仲の良い友達が1,2人いればいいと思えば、新たな友達を作らなくてもすむ。

しかし、婚活を始めたらそういう訳にはいかない。お見合いでは、見知らぬ相手と「はじめまして」を繰り返す。ときに世間話も必要だ。

交際になれば、コミュニケーションをしっかり取らないことには相手を深く理解できないし、自分のこともわかってもらえない。

例えば、若い頃にモテてきたような人。「もっといい相手と出会えるはず」とか、「自分がその気になればすぐに結婚できる」と思っていたら、気づけばアラフォー。

モテてきたぶん「自分がいつも選ぶ側」だと未だに思っているから、お見合いや交際が自分の思ったようにできないとプライドを傷つけられたと感じる。プライドを一旦捨ててみると案外上手くいくのに、なかなか捨てられない。

(過去参考記事)
求めていたのは父親のような人

婚活における見た目年齢と過去の栄光

今まで「苦手だから」と避けてきたこと、認めたくなかったことと向き合っていかないといけないのだから、そりゃ疲れるし辛いのは当たり前。

もちろん、辛いから逃げたい、やめたいと思うのは自由だけど、「一日でも若い方が有利」というのが婚活のセオリー。

本当は結婚したいのに辛いからと婚活をやめた人は、たいていまたしばらくして婚活界に戻ってくるが、前回以上に厳しい環境でのスタートとなる。

たとえ今は逆風が吹いていても、結婚したい気持ちを失わず粛々と活動していれば、ある日追い風が吹く時がやってくることも婚活屋なら知っている。だから辛いと思っても、諦めず頑張ってほしいなと梅子は思います。

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